こんにちは。
今回はタイとベトナムを訪れた、8日間の東南アジア限界旅行について書いていきます。
僕は韓国・ソウルと米国・ハワイに行ったことがあり、今回は3回目の海外旅行。大学で出来た友人と男2人での旅行です。
タイやベトナムは旅行先としては人気で、初心者向けとも言われてます。体感として難易度は「下の上」。全くのノー知識だと色々大変だとは思いますが最悪でも生きては帰って来れそうです。
①航空券の購入〜日本出国
基本的に航空券は早い方が安いので、10月くらいにはもう押さえてました。タイまでは6〜7時間程。ギリLCCでもいい距離です。ただ飲食の提供なしや座席の狭さは問題なくても預け荷物だったり補償の軽さは心配だったという点、そしてFSC(フルサービスキャリア)なのに直行LCCと値段が殆ど変わらない(むしろいい時間帯に飛ぶ多くのLCCより安い)という点から、乗り継ぐ必要はあれどベトナム航空を選びました。僕にとって初めての外資系航空会社を利用かつトランジットということでワクワクとドキドキが予想されます。
また、ベトナム航空はスカイチームという日本にはあまり馴染みのないアライアンスに加盟していますが、ANAと独自で提携しており、日本〜ベトナムの区間はANAのマイルが溜まります。それも少し選んだ理由にあります。
購入したのは関空発ホーチミン経由バンコク行き。出発は10時半頃です。寝坊するわけにはいかないということで出発の前日は前泊。といっても節約したいのでジャンカラに泊まりました。5時に閉店で追い出されるため寝坊の心配がなく、何よりも600円という安さが最適でした。寝ようと挑戦してみるも耳栓を通り越して周りの部屋の歌が聞こえてくるために全く寝れなかったので2時から5時まで歌ってました。
朝5時に無事追い出され、すき家で朝定食を食べる。そして大阪6時発の始発関空快速で関空まで行きました。
6時とはいえそこそこ人乗ってました。着いてまずは荷物を預けます。
ベトナム航空では24時間前からアプリでオンラインチェックインができるようになります。当然していたのでスムーズに預けられました。
特にすることもないので出国し、搭乗待合室で店を見て回ったり椅子で寝たりして3時間ほど時間を潰しました。
②ベトナム航空でホーチミンへ
ゲートは33番。モノレール、に見えるエレベーターにも初めて乗りました。
モニターや充電設備、枕や毛布といったあらゆる設備が整ってます。搭乗時には手拭きが幾つでも貰えます。(常識の範囲で)
いよいよ離陸。8日間の旅行が始まります。風が強いのか、日本上空ではめっちゃ揺れました。
鹿児島を抜けたくらいで昼食が提供されました。外資系は当たり外れが激しいと聞きますがベトナム航空のはとても美味しかった。
提供されてすぐにシートベルトサインが点灯するくらいに揺れたので全部落とさないか怖かったです。
まあまあ長いフライトですので飲み物の提供も何度かありました。CAさんはしっかり英語が話せますので安心。でも日本人はいませんでした。また、アナウンスはベトナム語が殆どで重要なアナウンスは英語も、日本語は最初と最後だけでした。
徐々に高度を落ちしていき、見えてくるのはベトナムの農村部の風景。しかし空気が霞んでいてあまり鮮明には見えません。乾季の今は大気汚染が酷いためだそう。
ビルが見えてきて、ベトナム最大の都市・ホーチミンにあるタイソンニャット空港に到着です。
ホーチミンでは沖どめでタラップを使って降りました。なのでいち早く(というかホーチミンで唯一)外に出る機会がありましたがもわっとした暑さに驚きました。同時に東南アジアに来たという実感がしました。
空港ビルに入ると匂いが独特でした。
乗り換え時間は2時間なのですぐトランジット列へ。早めに並んだので簡単な荷物検査を経てすぐに待合室へ行けました。
そこから見える駐車場に並ぶバイクの列がとんでもないことが東南アジアに来たことを実感させてきます。ベトナムの空港は米ドル基準で値段は高め。比較的安い店で飲み物を調達しました。
ここでは事件が。クレカ請求表がVND51,000(=$1)だったのですが、印刷のVがUに見えたせいで頭で勝手にUSD51.000だと思い込み、ボラれて7000円のジュース買っちゃったよ〜って一時焦ってました。
もう一つ問題がありました。トランジットの後半部分には航空券には搭乗ゲートが書かれてないのです。まあこれに関しては空港内を散策しているうちに見つけることができました。18ゲートでした。
③遂にタイ・バンコクへ
ホーチミンからバンコクは1時間半程。モニターなどのないA321neoでした。
短いフライトでしたが軽食のサンドイッチも出ました。フルーツに関しては東南アジア独特な味のものがあり、到着する前から東南アジアの食べ物を味わってました。
機内には僕と同じ理由でこれを選んだと思われる日本人もちらほらいました。
外は雲が多く、カンボジアの景色は一切見えませんでした。見え始めた頃にはもうタイ上空。
着陸前はずっと夕陽が沈むのを見ていました。日が昇る前に出発して着陸する前に沈んでいく、これが何か感慨深かったです。
スワンナプーム国際空港は世界有数の大規模空港。でっかい敷地にはタイ国際航空のA380などが並んでいて、着陸時にはそれが見えて興奮しました。
こうして夕方18時にバンコク到着です。ピッカピカででっかい空港でしたが、歩く歩道が整備され導線がしっかりしていたため迷うこともなく入国審査まで行けました。
入国審査には注意。一瞬の違いだけで待ち時間が40分とかになります。後方座席に座っていたため僕らは少し出遅れましたが中国等から来る大群が押し寄せる直前に到着でき、10分くらいで済みました。イミグレでは帰りのチケットを準備したりしましたが来たチケットを見せ指紋取られるくらいで終わりました。
最も遠いレーンで荷物を受け取り、遂にバンコクの街に放たれました。
④バンコクのファーストインプレッション
スワンナプーム国際空港は街からは少し離れていて、エアポートリンクという鉄道が繋いでいます。そのエアポートリンクの駅横にある3店並ぶ両替所がレートがいいとして有名なのでそこで1万円両替しました。
まず列車で「駅」まで行き、そこで初めてバンコクの外の空気を吸いました。モワッとした暑さ、そして交通量の多い街にバンコクは予想通りの街だなと感じました。
ここからはMRTブルーラインで「ルンピニ駅」に行きました。ここにバンコクでの3泊4日を過ごすホテルがあります。
今回のホテルは「ピナクルルンピニパークホテル」。3泊4日で2万円程度。バンコクだけでなくタイのホテルは1部屋あたりの値段です。2人で使う場合は1人あたりは半額。日本と同じようなホテルに1泊3000円ほどで泊まれるのです。
ただ、1つ問題が。コンセントの数は非常に多く何の問題もなかったのですがベッド横のコンセントが塞がっていて使えなかったのです。そしてフロントに電話すると英語のできない女性が出てきまして。
僕「アウトレット(コンセント)が使えません」 女性「アウトレットとは?」
僕「エレクトロシティ(電気)を得るところです」 女性「エレクトロシティって?」
僕「・・・(何て伝えれば?)」 女性「すいません、英語が分からなくて」
というやりとりをしました。結局は英語ができるおじさんが来てくれて「明日直す」と言って帰りました。ちなみに最後まで直りませんでした。
ひと段落ついたら一旦外へ行きました。近くに夜市っぽいのがありましたが、臭いがキツイ。そしてゴミ捨て場にとてつもなくデカいネズミがいたりして日本とは全然違うな〜と実感させられました。
もう22時半とかなのでホテル近くのセブンイレブンで色々買って食べることに。物価が安くて2人で分けて食べることで様々な種類のものが食べられました。
そしてどれも美味しかった。旅行中セブンイレブンにはよくお世話になりました。
初日は結局1時くらいに寝ました。
翌日は寺院巡りを中心にバンコクを回りました。こちらは次回にしますので是非ご覧ください。
閲覧頂きありがとうございました。